自然保育のっぱらスタッフブログ

自然保育のっぱらの日常を書いたスタッフブログです。のっぱらの子どもたちの様子や保育の様子が分かりますよ💕

8月31日の保育

雨が降るかな?
降らないかな?
どっちかな?
カッパがあるから大丈夫❗️
と子どもたち。

"雨が降ると橋がまた流されるかも
しれないから
どうする?"
ここ最近のテーマの橋作り。
"よーしもう一度橋を作ってみようよ"
"そうだ。みんなで造ってみよう"
となり
もなみ園で話し合って
橋は3つ造って
一つは木で作り
二つ目は竹で作り
三つ目は雨に流されても大丈夫の様に予備用に作るとの事。

もなみ園に着くと
竹を切るグループは竹藪へ出向き
これだと自分で決め竹を切っている姿は
勇ましく。
木を切るグループは長さを合わせながら
ノコギリでキコキコする姿は逞しく。
集中して取り組んでいる姿は
素晴らしい。

小さいぐみさんは
お隣で真似っこしたり
じっくり大きいぐみさんのする事を
憧れの眼差しで見てみたりと
一緒にしている感で楽しんでいました。

今週
沢山拾って洗って干していた"くるみ"
を小さいぐみがはじめて
トンカチで割って食べてみると
"美味しいわ"とパクっ!
大きいぐみさんは
橋作りの休憩時にパクっ!

晴れ間から雨雲が現れたり隠れたり
している空模様でお弁当を食べおわると
"晴れている今なら川へ行こう"
"橋作りの続きは今度にするか"
と気持ちを切り替えて
おじいちゃんと一緒に作った
水鉄砲を小脇に抱えて川へ。
水鉄砲のコツを掴み出した子どもたちは
水の勢いも激しくなる程に
飛びだしています。

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8月30日の保育

「おはよ~!」と、元気な声。
「だ~れ~?」と、玄関をのぞく子どもたち。
なんと、声の主は昨日もその前も、登園のときに泣いていたお友達だったのです!
「おはよう!」

「今日は泣いてないねぇ!」

「誰かと思っちゃった」

その様子を見聞きしていたお友達が、「よかったぁ」とポツリ。
どんな気持ちなの?と、尋ねると

「うれしい。みんなもうれしい気持ちと思う!」
他の子どもたちにも尋ねると、

「今日は笑ってるかんじがしてて、うれしい」

「おはようって聞こえて、うれしい」
みんなのうれしい気持ちがいっぱい集まった朝の始まりでした。

 

今日は保育開放日で、小さいお友達親子さんが遊びに来る日。
もなみ園の橋を渡ると、ガタッ。昨日から、ちょっと怪しげだった橋が崩れました。
「小さい子来るから直さないと!」
と、さっそく仕事を始めた年長さん。

仲間たちもやってきて、石をかませたり、砂で固めたり。
親子さんがやってきた頃に、ちょうど修理が間に合いました。
無事に渡る姿を見守り、ホッ。

遊びに来たお友達は、さっそく遊び始め、楽しそう。
朝の会も、そこそこにのっぱらの子どもたちもやりたいことを見つけ、散り散り遊び始めました。
憧れのオニヤンマを、作戦勝ちで初めて捕まえることができ、大喜び。
捕まえた虫を、図鑑で調べて、名前がわかってうれしい様子。
クルミ拾い、クルミ洗いが楽しい小さい組さん。
今週、みんなでずーっと掘っている穴に、水がたまっているのを発見!
「掘ったから水が出てきたのかも!温泉みたい!掘ろう~♪」と、穴掘りを楽しむお友達。

気がついたら、お昼の時間。
遊びにきたお友達は、楽しくってやめられない様子。
それでも一緒に食べようと思っていたようで、大きい組さんたちが待ってくれていました。
お昼の後は、川遊び??
昨日、おじいちゃんと作った水鉄砲で、大はしゃぎ。水を吸ったり、押し出したり、力がいるけれどずいぶんと上手になってきた子どもたち。
水鉄砲そっちのけで、水流で石が流れるのを楽しむ子どもたち。
「石が丸くなってきたんだよ!」と、どうやら、水流で石が丸くなるのかを試していた様子。
その気づき、展開が面白いなぁと思いました。

 

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8月29日の保育

メソメソ泣いて登園の友だち。
気になるのっぱらの仲間たち
声をかけるわけでもなく
ただ気にかけ本人が自分で気持ちを切り替えるのを待っている感じ。
暫くしても
玄関先での涙は止まらない。
さぁ朝の会のはじまり。
みんなは固唾を飲んでじーと待っていても
あれあれ自分では
どうしても来れない様子。
そこで年長さん二人に
一緒に来れるかな?
お願いしても良いかな?
"うん分かった"と気持ち良く引き受けてくれました。
暫くすると
泣き声も無くて
静かな声が聞こえてくるだけ
ほんの数分で
ひょっこりと朝の会のお部屋に
3人揃ってやってきました。

あらあら不思議だね
どんな風にしたら来れたのかな?

"あのね〜お母さ〜んって言ってたから
心を優しくして優しい声で
お母さんはきっと迎えに来るからね"
"一緒に行くか?"
と言ったとの事。

心への寄り添いのたまもの!
素晴らしい。

その瞬間を全員が見守り
上郷のおじいちゃんもいて
おじいちゃんの心から
拍手のプレゼント。

もう一つは
自分がした事を認められず
誤魔化してうそをついて
モヤモヤしている
気持ちをスッキリしたいから
朝の会でどうしてもみんなに気持ちを
伝えたいんだと年中さん。

話しはじめるまでには
あの〜あの〜あの〜の連続。
それでも自分で伝えたいんだという気持ちを汲み取り待っている仲間たち。

ようやく
小さな声で喋り出すと
耳をそばだて心の声を聞いていました。

心と心の通い!
ステキ
ステキ
ステキ❗️

もなみ園では
おじいちゃんと一緒に竹を使って水鉄砲を作り川での水遊びを楽しみました。

喬木村のおばあちゃんにスイカ
上郷のおじいちゃんにはぶどう
おやつにはポテトと茄子の揚げ浸しを頂き
お腹もぽんぽこぽんの
子どもたちでした。

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8月28日の保育

今日は、のっぱらでじゃがいもお料理でも…と昨日から子どもたちに話していたのですが、もなみ園に行けることになりました。
もなみ園に行きたい!

と子どもたちからも声があり、もなみ園へ行くことに決定。
お空は、雲がもくもく。

大丈夫!カッパがあるし!とあやしい天気も気にしない子どもたち。

 

もなみ園に到着すると、さっそく、足元にクルミがコロコロ。
拾いたいモードがムクムクと湧き上がり。
クルミをいっぱい拾うぞ~」

クルミを売って、お金を稼ごう!」
いいね、いいね!と、賛同した子どもたちがクルミ拾いを始めました。
軍手をはめて、袋を持って、あっち、こっち。

クルミを見つける目が肥えている子どもたち。

どんどん、袋にクルミがたまっていく!収拾の早さにびっくり。

次は、洗ってきまーす!と、川へ。
黒い皮に包まれているクルミ
洗うと、ツルリン!中からクルミ

今年からのっぱらに入ったお友達は、これがクルミか~!
大きい組さんたちは「クルミを売る!」の目標のもと、夢中。

足を使って、手を使って。
「ザルがあったら便利だね!」

「ボウルも持ってこよう」

など道具も考えながら、仕事をしていました。
蒸しじゃがいもで、ひと休みして、再び仕事に戻る子どもたち。
なんだかとっても楽しそう。

真っ黒だったクルミが茶色くピカピカに。

それでもまだまだ洗いたい!のお友達と、もうそろそろいいかな~のお友達。と分かれました。


クルミ仕事を終えたお友達はみんなで作った橋に、葉っぱや草、枝が引っかかっていたので、お掃除の始まり。
そのうちに、川中の葉っぱが気になり、ほうきで取り除いていました。

クルミ仕事を終えた子どもたち。やり切った表情がピカピカ!
お腹もペコペコ、お弁当タイム。
「なんだか空が暗くなってきたよ?」

「雨、降るかな~」
すると…ポツリ、ポツリ。

「まだ大丈夫かな~」
ザーッ☔️

「急げ~」と、屋根下へお引越し。
さっそくにカッパを着るお友達、やむかも!と着ないお友達。それぞれいて、おもしろかったです。
雨は、あっというまにどこかへいってしまいました。
雨上がりで、虫やカエルも出てきて、追いかけたり、スコップで穴堀に夢中になったり。
夢中になる時間が、たくさんあった1日でした。

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8月27日の保育

1日の始まりが何だか穏やかな月曜日。
"おはよう"
"〇〇ちゃんおはよう"
と挨拶を交わすと
いちごの部屋で
絵本を読んだり
お友だちとおしゃべりしたりする
子どもたち。
心が乱れてる事なくやんわりとした
感じ。

大きくなったら何になる?♬を歌ってから
みんなはさてはて何になりたいの?と
聞いてみると
歌の歌詞に出てくる
おまわりさんが圧倒的に人気でした。

お友だちのお誕生日会もあるので
早々にもなみ園へ出発。

もなみ園では
穴を掘り出す子どもたち。
せっせと掘って落とし穴を造るんだと
シャベル大活躍。
これからどう展開していくのか楽しみ。

お弁当を食べ終わってのお仕事は
お誕生日会の準備。

大きくて重い机は
"手伝って欲しい"
"こっち持って"
"はーい"
お互いの力加減を考えて
よいしょよいしょよいしょと
運べて準備OK。

好きな食べ物?
好きな動物?
好きな虫?
好きな幼虫?
好きな車?
大きくなったら?
好きな色?

いっぱいいっぱいの質問に
気持ちを込めて応えてくれていました。

美味しい
フルーツポンチを頂いた後は
さて
どこにトムテさんはプレゼントを隠しているのかな?

森の方へ探しに行くと
年長さんで先に見つけた子が
じーと教えたい気持ちと
自分で見つけて欲しいという思いが
あるなかで
本人が見つけられ瞬間
ホットした表情が
相手を思いやっているんだなぁの
一コマでした。

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8月24日の保育

登園して、さっそくに「橋の絵のつづきをする!」と、黙々と絵に集中。
どんな絵を描いたのか、話を聞いてみると、あの橋作りに子どもたちの想いやストーリーがあるのを感じました。

 

朝から雨模様。
「スイカ割り、できるかなぁ…」
ちょっと心配しながら、登園した様子の子どもたち。
どうやってやる?何がいる?
あっ!棒がない…。
さて、どうするか話し合いの始まり。
しばらく話し合って「野底の森で、お昼まで時間あるから、さがそう!」と、決まりました。

野底へ行く前に、上郷のおじいちゃん(鯉のぼりを立ててくれたおじいちゃん)のところへ、ぶどう狩りに。
1人一房ずつ、ハサミでチョキん。収穫の体験ができました。
その後、大きなぶどうを食べさせていただきました。季節の味覚を味わえること、幸せです。
また遊びにおいで、と言ってもらい、野底へ出発。

到着して、さっそく棒さがし。
「あった!」「ちょっと細いんじゃない?」「曲がってたら、叩けないんじゃない?」
など、しばらく森をウロウロ。なかなか決まらない…。
お昼の時間になる、ギリギリにようやく発見。ちょっと細いのでは?曲がってる?など、大人は思いましたが、そのまま実行することに。

イカ割りをして食べるためには、お弁当を全部食べよ~♪と、ノリノリの子どもたち。
なかなか食べられず、スイカ割りはしたいけど…葛藤する小さい組さんたち。

 

さて、スイカ割りの場所へ出発。

まだ時間があるまで、遊びの時間。
朝から、水遊びしたいな~の声があり、水遊びをするお友達も。
「お母さんきたよ~」うれしい、うれしい!子どもたち!
うれしいけれど、小さいお友達も一緒だから、お話聞いて、スイカ割りの始まり~。
目隠しして、グルグル回って…。あっちにフラフラ~こっちにフラフラ~。
前回、スイカ割りをやっていることから学んでか、「右!」「左!」と、的確に伝えている子どもたちが増えてきており、びっくり。

それでも、簡単にいかないのがスイカ割りのおもしろさ。
小さいお友達も「やる?」うん!と、うなづいて、やる気マンマン。
みんなが少しずつ、叩いたスイカ、ヒビが入り
みんなで割ったたっぷりのスイカ。いただきます!
食べる食べる、よく食べる~
お腹はスイカのよう。

イカを育て、持ってきてくれた、お友だち、お母さん、おばあちゃんに感謝です。

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8月23日の保育

"持ってきたんだ"
"素麺と一品持って来たよ"
と嬉しそうに
クーラーボックスに入れてお昼まで
ひと休み。

水着に着替えて
畑の草刈りとお醤油の天地返しのお仕事の
はじまり。

草刈りとミニトマトの収穫は
小さいぐみさん担当し
天地返しは大きいぐみさんの担当。

ひと仕事の後は水遊びでバシャバシャ
ジョーロのシャワーで
サッパリスッキリ。

さぁ
1つ目のおやつタイムは
昨日作って冷やしておいた
ぶどうジュース。
"あま〜い"
"美味しい"
"まだお代わりしたいぐらい"
お代わりもして
1つ目の幸せタイム。

昨日の橋作りを絵に描いてみると
ノリノリの子どもたち。
凄ーい集中力でかき上げ
色付けもバッチリ。
成功体験の表れですね。

さぁ
待ちに待った流し素麺タイム。

準備はOK。
流れてくる素麺をお箸で
掴めないのが楽しいやら面白いやら。
"ああああ流れていくあーどうしましょう?"
パッと出たのが手!
というのがまた可笑しい。

みんなが持ってきてくれた
一品も美味しい過ぎて
お腹は満腹なんだけど
食べたい気持ちいっぱい。
食べて食べて食べて
またまた食べて。
幸せタイム。

終わった後はみんなでのお片づけ。
組み合わせた竹の紐を解いたり
竹を束ねてみたりと
お仕事大好き子どもたち。

どうする?昨日作ったアイスは食べられるかな?
"うん食べたい"
と強靭な食欲でペロリ。

子どもたちのお腹はぽんぽこぽんなのでした。


お腹ぽんぽこぽんになった
子どもたちから
自然発生で
"幸せならてをたたこう"の
歌の合唱がはじまるほどに満腹満足な
1日でした。

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